夏の停電時に!ポータブル電源で家庭用のエアコンは動かせるのか?

こんにちは!

PSL中の人です。
このブログはポータブル電源の開発・販売に携わる仕事を数年していた経験をもとに、皆さんにポータブル電源の魅力を分かりやすく伝えていきます

「夏の停電時にポータブル電源で家庭用エアコンを稼働させることができるのだろうか?」そんな疑問はありませんか。
万が一、暑い夏に停電が発生してしまった時、ポータブル電源は強い味方になってくれるのでしょうか。

本記事では「ポータブル電源で家庭用エアコンを稼働できるのか?」という疑問について解説していきます。

目次

ポータブル電源の使用目的は様々

ポータブル電源は、停電時や車中泊、キャンプなどさまざまなシーンで使用されています。
家庭に一つあるだけで困った時の強い味方になってくれることは間違いありません。

現在、家庭用エアコンは、自宅だけでなくキャンピングカーに設置する方も増えています。
車中泊がブームになっている今、家庭用エアコンをキャンピングカーに取り付ける方も少なくなく、今後もキャンピングカーへの設置が増えると予想されるでしょう。

一般的にキャンピングカーで家庭用エアコンを使用する場合、車両に備え付けられているバッテリーを使うことが多いですが、稼働時間をできるだけ長くするためにポータブル電源を活用する方もいます。

自宅に備え付けられている家庭用エアコンは、電力会社から供給される電力を使用するため、停電などのトラブルに見舞われなければいつでも快適に使用することができます。
とはいえ、いつ起きてもおかしくない自然災害に備えて、夏の停電時に家庭用エアコンが使えなくなった時にどのように対処するのかをしっかりと考えておく必要があるでしょう。

近年、災害級と言われる猛暑に見舞われており、家庭用エアコンはなくてはならないものになっています。
暑い夏の季節には、昼夜を問わず家庭用エアコンは24時間稼働させているという家庭も少なくありません。

そんな暑い夏の必須アイテムとなっている家庭用エアコンは、ポータブル電源でも稼働させることができます。
停電した時もポータブル電源があれば稼働時間に限りはあるものの、家庭用エアコンを稼働させることが実現します。

エアコンを動かすには大容量のポータブル電源を使用する

停電時に家庭用エアコンを稼働させるには、大容量のポータブル電源を使用することがポイントです。
現在さまざまなタイプのポータブル電源がありますが、その中でも定格容量の大きい製品を使用すれば問題なく家庭用エアコンを稼働させることができます。

エアコンの消費電力は何畳用のものかによって変わってきますが、消費電力は400W〜1500W程のものが多いです。

ポータブル電源の中でも最大出力W数(定格容量)が大きい製品の場合、2000W以下の家電製品を稼働させることができ、そのような高い消費電力の家電製品を稼働可能な製品も多く存在します。

有名ポータブル電源メーカーが発売している製品の中で最も定格容量が大きい製品は、2000Wの定格出力に対応しています。
そのため、2000W以内の消費電力の家電製品であれば停電時でも安心して使用することが可能です。

家庭用エアコンをはじめ、ホットプレートやファンヒーターのほか、電子レンジやドライヤーなども使用できるため、停電時にの強い味方になってくれます。
もちろんですが、一般的な家電製品を使用できるAC100コンセントを搭載しているので、さまざまな家電製品に使えます。

内蔵バッテリーの安全性は?

家庭用エアコンを、ポータブル電源を使用して稼働する時に気になってしまうのは安全性ではないでしょうか。
スムーズに家庭用エアコンを稼働させることができても安全性に問題があっては意味がありません。

停電時にポータブル電源を使って家庭用エアコンを稼働させるなら、高い安全性が認められた製品を使用することをおすすめします。
ポータブル電源には、防災製品等推奨品認定を取得している製品もあります。
これは、一般社団法人防災安全協会が定めた安全基準を満たした製品のみが取得できるものです。

また、このほかにも電気用品安全法に適合したPSEマークがあるものやリチウムイオン電池の安全性が認められたものを選ぶと安心です。

ポータブル電源でどれくらいの稼働時間があるのか?

2000Wの家電製品を稼働できる大容量のポータブル電源を使用した場合、家庭用エアコンを27℃設定にすると6時間30分程度稼働するという実験結果があります。
容量が大きいポータブル電源でも日中稼働させることは基本的に難しいかもしれませんが、万が一停電が発生した時にもポータブル電源を使用すれば数時間は家庭用エアコンを問題なく稼働させることができます。
その間に電力が回復すれば、暑さに苦しまずに済みます。

フルパワーで家庭用エアコンを稼働させるとなると電源の減りが早くなる可能性があるので、できるだけ長くポータブル電源を使って稼働させたいなら温度管理や風量を調整し、必要最低限の稼働にするのが得策です。

特に電源を入れて稼働させる時が一番電力を消費します。
そのため、稼働スタート時には一気にバッテリー残量が減りますが、一度部屋が冷えると消費電力が少なくなり、バッテリーの残量は緩やかになります。

家庭用エアコンを稼働させるポータブル電源の選び方

ポータブル電源を使用して家庭用エアコンを稼働させるのであれば、定格容量をチェックすることが大切です。

6畳タイプの家庭用エアコンの場合、冷房の容量は400W~1,200Wほど必要になります。
*最大消費電力が高くなる場合もあるので、エアコンのスペックは要チェックです。
家庭用エアコンは大きな容量が必要なため、最大出力が1,500W程度のポータブル電源を選ばなければスムーズに稼働させることはできません。

自宅はもちろん、キャンピングカーでポータブル電源を使用して家庭用エアコンを稼働させる場合、定格出力は1,500W以上を目安にすると安心です。

家庭用エアコンを稼働させるおすすめのポータブル電源メーカーは?

現在さまざまなメーカーからポータブル電源が発売されているので、どれを選べば良いのか迷ってしまう方も多いかもしれません。
数多くあるポータブル電源メーカーの中でも口コミでも大きな人気を集めているのがJackeryです。

Jackeryのポータブル電源は、災害時にも3~6日ほど使用できる大容量の製品を販売しています。
実際に停電時やキャンプ時に家庭用エアコンを稼働させるために使用する方も多く、自然災害が増えただけでなくキャンプや車中泊がブームになっている今、Jackeryのポータブル電源の需要が高くなっています。

使い勝手の良さを実感できるのはもちろんのこと、大容量なポータブル電源でありながら重量が比較的軽いのも人気の理由です。

ポータブル電源は停電時に役立つアイテム

停電した時にポータブル電源を使用して家庭用エアコンを稼働させるなら、ソーラーパネルをセットで備えておくと安心です。
ポータブル電源は、災害製品等推奨品として認定されており、災害時における必要性や安全性、利便性が認められています。
ポータブル電源に加えてソーラーパネルを組み合わせるといつでも快適に安心して使用できるようになります。

特に停電などのトラブルが発生した場合、どれくらいで電力が復活するか誰も予想できません。
万が一のトラブルに備えてポータブル電源だけでなくソーラーパネルも常備しておくと、いざという時に役に立ちます。
ソーラーパネルは、災害時に電力を確保することが可能です。

直射日光が当たるところに設置しておくだけで電気を蓄えることができます。
できるだけ長く家庭用エアコンをポータブル電源で稼働させたい方は、いざという時のためにソーラーパネルも用意してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ポータブル電源は、夏の暑い季節の停電対策の必須アイテムとなります。

万が一、停電した時も大容量のポータル電源があれば家庭用エアコンを稼働させることができます。
日本は自然災害が多く心配される方も多いと思いますので、もしもに備えて使い勝手の良いポータブル電源を家庭に1台用意しておくと安心です。

是非今回の記事を参考にポータブル電源の購入をご検討ください!

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