こんにちは!
PSL中の人です。
このブログはポータブル電源の開発・販売に携わる仕事を数年していた経験をもとに、皆さんにポータブル電源の魅力を分かりやすく伝えていきます
日本は地震をはじめ、山林や川などが多く、海にも囲まれているので自然災害が多い国です。
地震や洪水、落雷などの影響で、電気をはじめとするライフラインがストップしてしまうリスクが潜んでいます。
停電した際にあると助かるのがポータブル電源です。
「どうしてあると助かるのか?」・「ポータブル電源が災害時に役立つ理由」を確認し、事前対策を講じておきましょう。
災害と停電のリスク
大規模な災害が起こると、停電をはじめ、ガスや水道などのライフラインが寸断されるリスクがあります。
ここでは、特に電気がストップするリスクについて、見ていきましょう。
地震で電柱がなぎ倒される、地域に電力を供給している発電所や変電所などの設備が損壊した場合や倒壊すれば停電が起こります。
復旧するまでには、地震の被害が落ち着いてから、数ヶ月程度かかるおそれも少なくありません。
洪水で電柱が流れる、地滑りで電柱がなぎ倒されるのをはじめ、台風や強風で木が倒れ、電線を切断してしまい停電が起こるリスクもあります。
電柱そのものが無事でも、周囲の木が倒れて電線が切れ、地域一帯が停電してしまうことがあるのです。
2019年の大型台風では、この被害により、千葉県で多くの地域で大規模停電が発生し、復旧するまでに早いところでも1~2週間、長いところでは2ヶ月近くかかりました。
電線の寸断や電柱の倒壊数が多すぎ、全国から電力会社のスタッフの応援を得ても、細かく確認して復旧するまでに長い時間がかかってしまったのです。
災害以外の停電リスクの増大
災害による停電はめったに起こらないだろうと考える方や避難所に避難すればどうにかなると楽観視する方も中にはいるかもしれません。
ですが、災害だけでなく、突然、停電するリスクは潜んでいます。
近年では原子力発電所の多くが停止していている関係で、エアコンの電力需要が高まる夏や冬を中心に電力供給量がひっ迫するリスクが生じています。
電力が不足して、突然、停電するリスクのほか、電力会社によるあらかじめの予想にもとづき、計画停電が実施される可能性も少なくありません。
計画停電の対象地域になれば、有無を言わさず、電気が使えなくなる時間があるので事前対策が必要です。
また、近年は電力設備の老朽化や原因不明のトラブルで停電が起こるケースも頻発しています。
数分程度で回復する場合もあれば、2~3時間復旧しないケースも起こっています。
停電すると困ること
停電を経験したことがないと、想像がしにくいかもしれません。
ですが、夜であれ昼間であれ、電気が使えないと、大変に戸惑い苦労します。
夜なら真っ暗になるから困るのはわかるけれど、昼間はどうにかなるのではと思われるかもしれません。
ですが、現代の私たちの生活は多くの家電製品で成り立っています。
そのため、あらゆることに支障が生じるのです。
たとえば、お昼ご飯を食べたくても、電子レンジが使えません。
ガスが通っていれば、ガスで調理ができますが、IHで太陽光発電システムがないオール電化住宅では、何もできなくなります。
オール電化住宅でなくても、夏場など冷凍庫のアイスが溶けてしまうのではと心配になるでしょう。
固定電話も電気が通らないと使えません。
テレビで情報を得ることもできません。
トイレが電気で開閉する場合や流れる仕組みの場合、トイレもスムーズに使えなくなります。
テレワークをしていた方も、パソコンの電源が取れず、充電が切れれば仕事もできなくなります。
電気製品に囲まれた生活をしている私たちにとって電気が使えないことは、昼でも夜でも、いつでも数時間でも不便なのです。
長期の停電に備えるためにポータブル電源は必須
数時間で回復すればまだ良いほうで、災害時には数日から数週間、数ヶ月の長さで電気が使えなくなるおそれがあります。
避難所や親族の家などに避難することなく、自宅で過ごすとなれば、大変な苦労を強いられます。
太陽光発電がある方は手動に切り替えて、日中は電気を使えますが、蓄電池がないと夜は真っ暗で、家電製品も動かすことができません。
この点、ポータブル電源とポータブル電源に蓄電するためのコンパクトなソーラーパネルがあれば、生活に最小限必要な電力を賄うことが可能です。
昼間はソーラーパネルで充電しながら使え、夜間は蓄電した電力を使える可能性が残ります。
太陽光発電と蓄電池を設置するのに比べて、圧倒的に低価格で、設置工事費用もかかりません。
そのため、予算がなくて太陽光発電を設置できない方や太陽光発電は設置できても、蓄電池を買えない人にとっても、準備しやすいのがメリットです。
こんなことに使える
ポータブル電源の容量や蓄電量などにもよりますが、さまざまな家電製品を動かすことが可能です。
暑い夏なら扇風機や冷風機、寒い冬ならファンヒーターや電気ストーブ、こたつや電気毛布などで暖をとることも可能です。
炊飯器でご飯を炊くなど、調理家電も使えます。
容量や最大出力により使用できる家電製品が決まってきますので、その辺は要チェックです。
夜は電気スタンドで照明をつけたりできますし、連絡手段や情報を得るのに欠かせないスマホやノートパソコンなどの充電にも使えます。
ポータブル電源が複数用意してあれば、蓄電量が増える場合や複数の家電製品を使うことができるので、より安心です。
日頃からポータブル電源は蓄電しておこう
災害用にとポータブル電源を購入すると、いざという時のものだからと、箱に入れたまましまい込んでしまう方がいます。
ですが、それではいざという時に使うことができません。
ポータブル電源はあらかじめ充電しておくことが必要です。
停電してからでは、即効性が発揮できません。
また、バッテリーの劣化を防ぐためにも3ヶ月に一回ほどは充電や使用を行うようにしましょう。
昼間でも、ソーラーパネルを使ってフル充電されるまでには、一定の時間がかかります。
夜間にいきなり停電した場合、充電されていないと、まったく使えず意味がありません。
そのため、数ヶ月に1回は充電を必ず行っておくようにしましょう。
日頃から使って試しておこう
使ってみないと、いざいう時、どの家電製品がどの程度の時間、どの程度の出力で使えるかの見当がつきません。
災害時に使いそうな家電製品を試しに使ってみるなどしておきましょう。
日頃からソーラーパネルで蓄電した電力で家電製品を動かせば、、電気代も僅かながら節約できます。
ポータブル電源とソーラーパネルの費用はそこまで高くないので、毎日ちょこちょこ電気代を節約することで、投下資本の回収が可能です。
日常で毎日1つずつ、家電製品が問題なく動くか試しつつ、万が一の夜の停電に備えて、少し蓄電量を残しておきましょう。
日頃から試すことで、どの家電製品に何分くらい使えて、どのくらい残るかなどの目安も知ることができます。
地域や職場、学校などで避難経路を確かめるなど、防災訓練をしておくことが大切なように、家庭でもいざ停電になった時に備え、トレーニングを積んで備えておきましょう。
日頃からの積み重ねで、いざという時焦らずに対処できます。
まとめ
地震や台風、落雷や洪水などの自然災害に伴う停電をはじめ、近年では電力需給のひっ迫による突然の停電や計画停電のリスクも高まっています。
変電設備トラブルなどによる長時間停電も頻発しており、急な停電でも困らないよう備えておくことが大切です。
現代の生活はあらゆるものを電気製品に頼っているので、夜間だけでなく昼間でも困ります。
ソーラーパネルとセットでポータブル電源を備えておけば、停電の時に圧倒的に安心ですので、是非この記事を参考にポータブル電源の購入をご参考にしてみてください!